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子供の歯列矯正治療。子どもの歯並びが気になるので何とかしたいという親御さん向け。良心的な値段(価格)の歯科クリニックを探す前に

はじめに

子供の歯列矯正治療

自分の子供の歯並びが悪いということは親に取って非常に気がかりなものです。何と言って正常なかみ合わせでない場合には胃腸の障害や頭痛、言葉の発生の困難などの原因となる場合も多く、また見た目にもよくありません。最近では子供と言えどもこうした審美的なことには敏感で、歯並びが悪いことをだれにも相談できないまま一人で閉じこもりがちになり、精神的にやっかいなコンプレックスとなってしまうことさえあります。

子供の歯並びが悪くて気になる場合には子供の歯列矯正治療を行っている病院や歯科医師に相談することが重要です。子供の歯列の乱れは、放置しておいても年を経るごとに正常に戻る場合もあるのですが、最悪の場合には成長してからもそのまま悪い歯並びとして残ってしまい子供のときの2倍以上もの金額がかかる矯正を行わなければならない場合もあります。なるべく子供のうちに専門医に相談し、治療することが経済的な負担の点でも安く付くことが多いのです。

本格的な相談をしたい場合には、日本矯正歯科学会の認定を受けた歯科医のいる矯正歯科医院に相談することがベストとなります。通常の歯科医師でも相談を受けられますが、認定を受けた歯科医師は歯列矯正治療の専門家ですから、各子供の状態に応じた適切な診断をしてくれます。相談をする場合、一般的には無料となる場合が多いようですが、一部のクリニックでは5000円程度の診断料がかかる場合もありますので事前に確認しておくといいでしょう。

歯列矯正治療の基礎知識

必要な料金・費用は?

歯列矯正にかかる費用は非常に高額になります。大人の場合ではもちろん高額ですし、子供の歯列矯正治療でやはり高額なことには変わりませんが、一般的な料金の目安としては子供の歯列矯正治療の場合の料金は大人のほぼ半額程度と考えればいいでしょう。

大人の場合がそうであるように、子供の場合の歯列矯正治療にも様々な方法があります。歯列矯正ではどのような材料を用いてどのような治療を施すか、あるいは歯並びの乱れ方の程度によってかかってくる費用にも大きな金額上の差が生じます。

具体的な料金を見てみましょう。これはあくまでも子供の歯列矯正治療を行う一クリニックの例ですが、
●ごく通常レベルの子供の歯列矯正治療費用:約30〜60万円
●部分的な歯列矯正治療の場合:約5万円くらいから
●外科的な矯正を必要とする場合:約100〜200万円
となっています。しかしこれはまだ基本的な子供の歯列矯正治療の場合です。実際には基本が完了した後にもワイヤーの調整料などが月々5000円〜1万円程度かかります。また最初に相談を受ける時点で無料の医院もありますが、5000円程度の相談料がかかってくる場合もあります。初診料を含めた診断料はこれらとは別途に約5〜10万円程度かかると見ておいた方がいいでしょう。

また子供の歯列矯正治療の場合にも使用する器具などによってさらに追加料金が発生する場合があります。透明や白色などの器具を使用する矯正では5〜20万円程度高くなりますし、舌側矯正(裏側)の場合では通常料金の1.5倍から2倍も高くなることも多いようです。

さらにインプラントが必要な場合には別途費用がかかりますし、インプラントの本数によっても大きく料金は変わってきます。

保険適用は可能なの?

子供の歯列矯正治療では多額の金額が必要となります。平均しても50万円程度、外科的治療を必要とする場合には200万円を越えるような場合もあります。こうした場合でも大人の歯列矯正治療ではほとんど保険の適用対象とはなりません。では子供の歯列矯正治療では保険適用はあるのでしょうか。

子供の歯列矯正治療の場合でも出っ歯や、すきっ歯、また審美的や理由に基づく治療では保険適用とはなりません。しかし症状と受ける治療によっては保険適用となる場合があります。

子供の歯列矯正治療で保険適用となるのは主に以下のような場合です。
●唇顎口蓋裂による不正咬合の場合。
●顎変形症で外科治療を併用する場合。
●先天的な要因によるものの場合。
これらの場合には国民健康保険、社会保険などの保険適用が認められています。基本的に顎に大きな問題があって外科的な治療をした場合であるということができます。こうした保険適用の場合、窓口での支払は3割負担となります。

こうした顎の切開を含む治療が行える病院では、顎口腔機能診断基準施設としての指定を都道府県から受けています。歯科医師免許を所有している場合は矯正歯科医院としても開院できますが、顎口腔機能診断基準施設としての指定はいくつかの条件を満たした上で別途申請しなければなりません。また子供の歯列矯正治療の保険適用となる唇顎口蓋裂は、同時に自治体に申請することで育成医療として費用の一部もしくは全額を補助してもらえる場合があります。非常に多くの金額が補助される場合もありますので、ぜひ活用するようにしましょう。

先端に取り付けるチップの種類

ウォーターピックを購入すると数本の形状の異なるチップ(先端に取り付ける部品)が付属されてきます。これらは各々異なる目的に使用するように作られていますので、自分の目的にふさわしいチップを選択してその都度セットして使用することになります。

●ジェットチップ
ウォーターピックを使用する上で最も基本となるチップです。歯肉と歯肉の間の溝の部分や比較的浅い歯周のバイオフィルムを除去する目的で使用します。また口腔内部を全体的に洗浄する場合にもこのジェットチップを使用します。

●ピックポケットチップ
ジェットチップとよく似ていますが、ジェットチップよりさらにピンポイントで汚れや細菌をかき出すときに使用されます。使い始めには水圧は最も低くしておき、使いながら水圧を上げて調整します。歯周の下に隠れるように潜り込んでいるバイオフィルもなども効果的に取り除くことができます。

●歯列矯正用チップ
歯列矯正を行っている人にはなくてはならないチップです。歯列矯正の装置のためにブラシや糸ようじの使えない部分の細菌や食べカスまでかき出してくれます。

●タングクリーナー
口臭予防の強い味方となるのがこのタングクリーナーです。平たい形状をしていて効率的に舌を洗浄できるようになっています。舌は大変に敏感な場所ですからウォーターピックのタングクリーナーを使用する際には必ず水圧を下げた状態から徐々に水圧を上げていくようにします。決してあまり強すぎる水圧をかけないようにしましょう。チップの先端を奥の方から手前に運ぶようにして何回かくり返します。

このようにウォーターピックには様々なチップが付いていますが、この他にも機種や用途によっては異なるチップを使用する場合もあります。これらのチップはチップのみの単体販売も行われています。

矯正に適した年齢・時期は?

子供が歯列矯正治療を始めるのにふさわしい時期とは何才くらいでしょうか。

アメリカなどでは日本人など東洋系の人種よりもはるかに歯並びの問題は重要視されています。どれだけ社会的地位が高い人であっても歯並びが悪いと評価が下がり、また審美基準の第1番に歯並びのよさをあげる人も多くいます。そのため欧米ではかなり年齢の低いうちから子供の歯列矯正治療を始めるのが習慣になっています。

とは言え乳歯も生え揃っていないような年齢で歯列矯正治療を始めることは、先天的な顎の形状の以上が認められる場合などを除いてはまずありません。一般的に子供が歯列矯正治療を受け始めるのに最適な時期は6〜7才くらい、つまり永久歯が生え始める時期ということになります。これより年齢の低い時点で歯列矯正を行うと子供が歯列矯正に対する不安や恐怖心を抱く大きな原因となることがあります。また顎の形状を補正する必要がある子供の場合は9〜13才が最も適していると言えます。これ以降の年齢では顎はほとんど成長しないため効果的に顎の形状を整えることは難しくなります。

矯正が終わるまでの期間は?

子供の歯列矯正治療にはどの程度の期間を見込んでおけばいいものでしょうか。

歯列矯正は歯並びの乱れの程度によっても治療に必要とする期間が大きく異なってきますが、軽度の場合でも2年、顎の形状をコントロールしなければならない場合などには4年以上かかる場合もあります。

また子供の歯列矯正治療では1次治療が完了しても、放置しておくとまた歯並びに歪みが生じてしまうためにアフターケアを行う期間として2年間ほどは定期的に通院してチェックをうけることが必要となります。

抜歯はするの?

歯列矯正治療では先に抜歯をすることでスペースを設けてからブラケットなどを用いて徐々に歯列を整えていく方法が一般的に行われますが、この抜歯については大人と子供では少々事情が異なってくるので注意が必要です。

歯列矯正の際に抜歯を行う理由としては歯の分量に対して顎が小さく明らかに両者のバランスが取れていない場合や上下顎の歯の数に不調和があり不成咬合が著しい場合があります。大人の場合には顎の発達はすでに完了しているため、このような不具合が見られる場合には抜歯をすることで後の歯列矯正をスムーズにできる利点があります。

しかし子供の歯列矯正治療においては顎も歯もまだ発育途上であるため軽率に抜歯することは止めておいた方が賢明です。特に中学生ぐらいまではまだ顎の発達が望めるため顎の発育を促す治療を優先させ、補助的に歯列矯正を行う方が身体的な負担も少なく、子供の不安も取り除くことができます。抜歯を行う場合はたいてい小臼歯を抜くことになります。小臼歯は大臼歯(奥歯)と犬歯の間にある歯で、通常は上下に2組ずつあります。

専門的には子供の歯列矯正治療でも口腔模型やセファロ分析(X線を用いて行う矯正治療上の検査)などを行い、基準値を満たしているかどうかの判定を慎重に行った上で抜歯を行います。子供の歯列矯正治療を依頼している歯科医師があまり慎重な診察を行う前から小臼歯の抜歯を提案するような場合にはいったん他の歯科医師にセカンドオピニオンを得てから判断した方がいいかもしれません。

痛みはあるの?

子供の歯列矯正治療では特に治療の初期の段階で痛みを訴える子供が多いようです。歯列矯正治療には様々な方式がありますが、特にセパレイティングゴムや矯正用のワイヤーを取り付けた場合、1週間程度は特に痛みを感じやすいようです。

この時期の痛みの主な理由は歯の根の周りを取り巻いている歯根膜が炎症を起こすことによって生じるものが多いようです。子供が痛みを強く訴えるようであれば医師に言って痛み止めを処方してもらいます。それ以外ではソフトプレートのように弾力性のあるものを噛むことでも痛みは減少します。あまりに痛みが強く、食事などにも差し支えるようであればそのむねを医師に伝え、ワイヤーなどの調整を行ってもらう方がいいでしょう。いずれにしてもこうした痛みは1週間ほどで鎮静してくるものがほとんどです。また歯列の乱れが軽微な場合や、出っ歯すきっ歯程度の場合であればマウスピースも用いた歯列矯正治療に切り替えるという手もあります。マウスピースの治療では子供でも痛みを訴えることはありません。

またこうした痛みの他にも、矯正器具が頬や唇、口腔内の粘膜に触れることで口内炎が生じ、そのせいで痛む場合もあります。この場合には口内炎の治療が必要となります。特に矯正器具に慣れていない場合には歯磨きなどのクリーニングが行き届かない場合が多く、口内炎や虫歯を引き起こしやすい口内環境になっています。

子供の歯列矯正治療では周囲にいる大人も十分に注意して見守ってあげる必要があります。痛みをこらえさせるのは歯列矯正治療そのものを嫌がる原因となってしまうことがありますから注意が必要です。

使用する装置・器具は?

歯列矯正治療によって歯を移動させることができる距離は一月で0.3ミリ程度だと言われます。1年間では3.6ミリ程度となりますが、歯列矯正治療を受ける人の場合最低でも3〜4ミリは動かす必要のある場合がほとんどであるため、単純に考えても最低1年間は装置を装着した状態でいなければなりません。ただし永久歯がまだ生え揃っていない子供の場合ではもっと効率的に歯の移動をさせることが可能だと言われています。

子供の歯列矯正治療の際に使われる装置には様々なものがありますが、代表的な方法はやはり、ブラケットとワイヤーを用いる方法です。この方法ではブラケットと呼ばれる装置を歯の表面意取り付け、各々のブラケットにワイヤーを通して力を加えることで少しずつ歯を移動させます。技術的にも最も効果が確実で、からり乱れた歯列の場合でもじっくりと時間をかけることで矯正できます。料金的にも一般的な料金で、子供の歯列矯正治療に用いられる方法として比較的少額で行うことが可能です。欠点としてはやはり外から見えることがあげられます。また自由に取り外すこともできませんので歯磨きなどが十分に行き届かない場合が多く、炎症や虫歯も発生しやすくなります。またブランケットでも裏側に装着するタイプ、透明なタイプなどもあります。

子供の歯列矯正治療の装置としてはこの他、マウスピースを使用する方法や、インプラントを併用する方法などもあります。子供の歯列矯正治療に用いられる装置では最近特に優れたものが開発されています。「デーモンシステム」や「クリアースナップ」など呼ばれる新しい治療方法は、いずれも痛みを最小限におさえて子供の歯列矯正治療にかかる肉体的な負担を軽減することに役立っています。

使用するゴムは?

子供の歯列矯正治療では素材としてゴムが使用される場面がいくつかあります。まず最もよく使用されているのが、各々の歯に取り付けたブラケットにワイヤーを固定する際に使用されるごく小さな数ミリ程度の輪ゴムです。このゴムは正式にはカラーモジュールと呼ばれます。最近ではカラーモジュールにも様々なカラーリングが用意されており、通院の度に色の異なるゴムに替えてもらうことが可能です。非常にカラフルで遊び心があるため、煩わしい矯正を少しでも楽しむために特に子供の歯列矯正治療ではゴムの色を取り替えて気分転換を図ったりする効果があります。

このカラーモジュールの色数は数十色にも及びます。クリスマス時期には赤と緑のゴムを、また桜に時期にはピンクのゴムをなどといった楽しみ方ができます。

またカラーモジュールとは異なり、上顎と下顎の療法の矯正装置のバランスを取るために使用されるゴムもあります。このゴムは正式名称は「エラスティクスゴム」あるいは「顎間ゴム」と呼ばれます。子供の歯列矯正治療でもワイヤーとブラケットをしようしたマルチブラケット装置を使用した治療の場合、顎の位置を正したり、また歯列矯正の効果をより高めるために装着します。顎間ゴムの場合は自分でも取り外すことが可能で、慣れないうちは食事の際などに外すことがありますが、慣れてくると顎間ゴムを装着したままでも食事をとることができるようになります。

カラーモジュール同様、顎間ゴムにも色々なカラーが揃っています。目立たせたくない場合には透明のゴムなどを使用しますが、子供の歯列矯正治療の場合には楽しむ目的でわざと目立つようなカラーリングのゴムを選ぶ場合もあります。

目立たない矯正方法ってあるの?

子供の歯列矯正治療では歯列矯正をしていることが目立つことを非常に嫌がる場合があります。笑ったとたんにギラギラとした金属製のブラケットやワイヤーが見えたときは他人はもちろん歯列矯正治療を受けている本人でもショックを受けることがあります。欧米などでは子供に対する歯列矯正治療は徹底しているため、金属製のブラケットを取り付けた子供をひんぱんに見かけるケースがあります、ごく普通のことと周りの人間も受け取りますが、日本はまだまだ子供の歯列矯正治療に対する必要性の認識が低く、欧米ほど多く見かけることはありません。

では子供の歯列矯正方法で極力目立たないようなやり方はあるのでしょうか。この問題に関しては子供の歯列矯正治療の先進国などにおいてはたくさんの商品や治療方法が充実しています。中でも効果的なのはブラケットの素材としてセラミックや透明のプラスティックなどを使用する治療方法です。セラミック製のブラケットは最近のものは耐久性も非常に高く、金属性のブラケットに遜色ないものも開発されています。

セラミック製のブラケットには細かく分けて、ワイヤーを通す(メタルインサート)部分に一部だけ金属を使用したタイプと、ブラケット全てをセラミックで作ったタイプとがあります。特に後者のセラミックのみで作られたブラケットの場合はほぼ歯の色に近いために、目立たない歯列矯正方法として非常に人気があります。またプラスティック製のブラケットを用いた方法も、金属製のものに比べるとはるかに目立たない歯列矯正方法です。

見えない矯正方法ってあるの?

子供に歯列矯正は受けさせたいが、矯正していることを他の人から気付かれるのをどうしても嫌がる、あるいは子供のモデルなどをしていてブラケットやワイヤーなどを付けるわけにはいかないというような場合には、表側から見えない歯列矯正治療の方法を選択することになります。

歯列矯正治療をしていることを確実に他の人に知られないようにするには歯の裏側にブラケットを取り付ける裏側矯正(舌側矯正)が最優先の方法となります。裏側矯正ではブラケットもワイヤーも歯の裏側に装着しますので外側からは全く見えない歯列矯正が可能です。

周囲に気付かれることがないため裏側矯正は非常に人気がありますが、その反面でメリットもあります。裏側矯正のデメリットの1番目は、表側から行う通常の歯列矯正に比べて費用が高くなるということです。これは大人の場合も子供の場合でも同様で、通常の表側からの歯列矯正の1.5倍程度かかると考えておいた方がいいでしょう。

また歯の裏側にブラケットを付けるため装着当初の異物感が大きく、また歯磨きなどもしづらくなります。効果の面でも表側から行う歯列矯正に比べると若干低く、また治療期間も多少長めになる場合が多いようです。

完全に外から見えない歯列矯正治療としてはこのように裏側矯正が1番効果的ですが、歯列の乱れがそれほどでもない場合なら透明のマウスピースを使用する方法も候補にあげられます。ただしマウスピースの場合はかなり周囲から気付かれにくくはなりますが「完全に見えない」歯列矯正治療とは言えません。

確定申告での医療費控除

子供の場合でも歯列矯正治療には多額の費用が必要となります。期間も3〜4年に渡る場合が多く、また成長期の子供の歯列矯正治療では特にいったん矯正が完了した場合でも定期的なメンテナンスを必ず行わないと、再び歯列が乱れてしまうことがあります。歯列矯正の場合、こうしたメンテナンスや追加の治療の場合にも別途治療費用が必要となります。こうした費用を含めると子供の歯列矯正治療と言っても総額では100万円を大幅に越えることもあります。

ではこの多額になってしまう治療費用に対して医療費控除は認められるのでしょうか。子供の歯列矯正治療の医療費控除は、大人の場合よりも比較的認められる場合が多いようです。子供の時期に歯列矯正治療を行うというのは、それだけ不正咬合による不具合の度合いや障害が大きく、日常生活を営む上で歯列矯正治療が不可欠なために行われる場合が多くなります。そのため子供の年齢や矯正の目的が社会通念上不可欠と認められれば医療費控除の対象となります。また日本矯正歯科学会の認定医の診断書がある場合には100%医療控除を受けることが可能です。ちなみに歯列矯正治療においては、日本矯正歯科学会によって「認定医」、「指導医」、「専門医」という資格認定制度が設けられています。

子供の歯列矯正治療で医療費控除となるのは年間の医療費が10万円以上かかった場合もしくは所得金額の合計が200万円未満の場合はその5%のいずれかとなり、最高で200万円まで認められます。医療費控除を受ける際には確定申告をしなければなりません。その際、医療費の領収書やレシート、また診断書などが必要となります。子供の場合には交通費なども医療費控除の対象となり確定申告の内容に含めることが可能です。確定申告は万が一申告をし忘れても5年前までさかのぼって請求することが可能です。

歯列矯正治療の種類

裏側矯正治療

歯列矯正治療を行っている間はワイヤーを装着している必要があります。これは大人であっても子供の歯列矯正治療であっても同様です。歯列矯正治療を希望する場合でもワイヤーが外から見えることを非常に嫌う人やまた、受付係、販売員、モデルなどいった職業上の理由により通常の表側からのワイヤーによる矯正ができない場合もあります。このような場合には裏側矯正(舌側矯正)を選択することになります。

子供の歯列矯正治療でもやはり本人が外側からワイヤーが見えることを非常に嫌がる場合があります。単に見栄えが悪いために嫌がる場合も多いですが、ワイヤーを付けることでイジメの対象となってしまったり、引きこもりがちになってしまう子供のケースもありますので、一方的な大人の判断だけで決めるべきではありません。このような場合には数年間矯正治療を先延ばしにすることで本人の気持ちが変化することもありますが、極端に歯並びが悪い場合などは少しでも早く歯列矯正治療を行う方が効果的ですから、子供の場合でも裏側矯正を選択する場合があります。また子供でもモデルなどをしている場合には裏側矯正しか選択肢はありません。

通常の表からの矯正に比べて、子供の場合でも裏側からの歯列矯正治療は費用が高くついてしまいます。これは表側から矯正するよりも裏側から行う方がはるかに技術的に難しく、また器具も特殊なものを使用せざるを得ないという理由によるものです。裏側矯正の場合には通常の表側からの矯正の1.5〜2倍程度の費用がかかるというケースが多いようです。また裏側矯正の場合には歯のクリーニングがやりにくくなるため、虫歯になりやすいという欠点もあります。

マウスピース矯正治療

大人の場合と同様、子供の歯列矯正治療でもマウスピースを用いる場合があります。マウスピースを単独で使用するのは比較的歯列の乱れの程度が少ないときです。出っ歯やすきっ歯などの治療にはよく用いられる方法です。ただし通常のブラケットの補助をかねて併用する場合もあり、こちらは比較的歯列が大きく乱れている場合が多くなります。

マウスピースを子供の歯列矯正治療に用いる大きなメリットは、マウスピース自体が透明な素材でできているため、歯列矯正治をしていることが周囲に分りにくいことです。特に育ち盛りの子供は精神的にもデリケートで、周囲の友人たちと異なることをするのを嫌う傾向があります。自分の意に反して歯列矯正治療を受ける場合にはそうした心情的な面にも目を向けてあげることが大切です。

さらに子供の歯列矯正治療にマウスピースを用いることのメリットとして、痛みがほとんどないということがあげられます。またマウスピースはいつでも取り外すことが可能なため、クリーニングすることで衛生の面でも優れています。

このように利点の多いマウスピースですが、逆に子供の歯列矯正治療に用いるときに注意しなければならないこともあります。それはマウスピースは子供でも簡単に取り外すことができるため、学校などで友人などと一緒にいる場合に外したり、また多少の違和感を嫌って親の目の届かないところでは外してしまうことがあるという点です。マウスピースは約週間ごとに新しいものと交換します。度々外すようではせっかくの歯列矯正治療の効果が期待できなくなってしまいます。

インプラント矯正治療

インプラントは歯を失った人に取っては最も理想的で完成度の高い治療方法です。虫歯や事故などで歯を失った場合、以前は入れ歯やブリッジなどで対応するのが一般的でした。しかしインプラントの技術が進んだ現在、第一の候補としてはインプラントをおすすめします。

インプラントはチタン製の歯根を歯ぐきに埋め込み、しっかりと固定した上で上部に人造の歯を装着する方法です。チタンには人工の歯根として埋め込まれた場合、やがて顎の骨と融合するという他の金属には見られない特殊な性質があります。また他の金属のようにアレルギーを引き起こすこともないため、体内に埋め込んでも副作用などが起りません。チタンの歯根を利用したインプラントによる歯は天然の歯と同様の強度を持ち、違和感もほとんどありません。入れ歯やブリッジの場合にはメンテナンスが必要であったり、他の歯に負担がかかったりしますがインプラントではそうした煩わしさもありません。

では子供の歯列矯正治療でもこの便利なインプラントは利用できるのでしょうか。残念ながら現時点では満16才以下の子供に対するインプラントはほとんど行われていません。子供の歯列矯正治療においてインプラントが使用できない最大の理由としては、まだ顎や歯が成長の途中であるため、無理して子供にインプラントを施した場合に将来的なトラブルが生じる可能性が高いということがあげられます。永久歯が生えようとするときにインプラントの歯根が障害となって自分の歯の成長を妨げてしまうのです。

永久歯が生え揃うのは15〜16才ぐらいの年齢です。そのためこの年齢に達するまでは、子供の歯列矯正治療の場合にインプラントが用いられることはありません。

部分矯正治療

子供の歯並びが乱れている場合には歯列矯正治療を受けることが必要となりますが、歯列の乱れが2〜3本程度の歯だけに限定されている場合には、大掛かりな歯列矯正治療ではなく部分矯正で充分な場合もあります。子供の場合には特に全体的な歯列矯正治療には抵抗が強いために、歯科医師に相談して歯列矯正の部分矯正のみでもかなりの改善が期待できるようであれば、部分矯正を選択した方がいいでしょう。

歯列矯正の部分矯正と言っても使用する器具は通常の歯列矯正治療と同様のブランケットとワイヤーを用いる場合が多いようですが、重度の状態ではない、出っ歯やすきっ歯、受け口、八重歯などの場合には、プラスティックのマウスピースによる治療だけで効果が得られる場合も少なくありません。ただし矯正すべき歯が2〜3本に限定されていても、場合によってマウスピースのみでは十分な効果が得られない場合や、マウスピースが装着不可能な場合もあります。そのようなときにはブラケットとワイヤーを用いる方法のみで行うということになります。またブラケットとワイヤーによる矯正を数ヶ月程度行った後にマウスピースに移行できる場合もあります。

歯列矯正でも部分矯正の場合にはほとんどは1年以内に治療が完了します。早い場合には半年くらいでかなりの進展が見られる場合もあります。

部分矯正による歯列矯正治療であれば、費用的にも全体な歯列矯正治療の半額から3分の1程度におさえることが可能です。子供の場合は大人の場合のさらに半額程度となります。部分矯正の歯列矯正治療の費用の目安としては、子供であれば30万円前後といったところが多いようです。

症例別の矯正治療

歯並びの矯正治療

子供の歯並びに関しては大人の場合と同等に考えることは危険です。すでに成長がストップし、顎や歯が生え揃った状態である大人の場合には、歯並びをよくするということは単に審美的な意味しかないことが多いのですが、子供は違います。子供のときに歯並びが悪く矯正しないままで放置しておくと、やがて生えてくる永久歯にも必ず悪影響が及んでしまいます。永久歯が生え揃ってしまった時点で歯列矯正を行うことは技術的にも難しく、また身体への負担も大きく、さらに料金的にも膨大な金額が必要となってきます。

実は子供の悪い歯並びを矯正することは永久歯が正しく成長する他にも重要な意味があります。成長期の子供の悪い歯並びは顎の形成にも悪影響を与え、さらには脳の働きや、健全な情緒や精神の育成、また発音や会話といったコミュニケーション能力にまで影響が及びます。大人でもそうですが特に子供の場合には「たかが歯並び」と軽く考えることは禁物です。

では子供の歯並びの矯正は何才ぐらいから始めるのがいいのでしょうか。通常よく言われることとしては遅くとも7才くらいまでには一度歯科医師の詳しい検査を受けるべきだとされています。実際には3才ぐらいの時点で歯並びが悪くなる兆候は判明可能だと言われます。人間の永久歯はすでに3才の時点で「歯胚」として形成されているからです。

子供の歯並びの矯正では早期発見が重要です。歯が重なっている、出っ歯になっている、曲がっている、不規則な生え方をする、かみ合わせが悪いなどの兆候を少しでも見つけたらなるべく早く歯科医師の診察を受けるべきでしょう。

かみ合わせの矯正治療

歯並びが悪いのを「たかがかみ合わせ」と軽く考えることは禁物です。子供の場合にかみ合わせが悪いと様々な面で悪影響が発生します。

まずかみ合わせの悪い子供の場合、食事の際に食べ物をしっかりと噛むことができません。そのため胃腸に負担をかけることになり、胃弱や胃下垂、消化不良などを引き起こす場合があります。

また特に5〜7才くらいのときにかみ合わせが悪い子供は発音が悪くサ行やタ業の発音がしづらくなります。こうしたことは保育園や学校での子供通しの円滑なコミュニケーションを大きく妨げる原因となります。

またかみ合わせの悪い子供は歯磨きなどの際に磨き残しが多くなることで虫歯や歯周病になりやすくなります。しかも顎の発達にも悪影響が及び、子供であっても頭痛や肩こりを訴える場合があります。

子供のかみ合わせの矯正はタイミング的に見て、6〜7才の時点がまず最初の大きなポイントとなります。この時期の子供のかみ合わせの矯正は「第1期治療」と呼ばれています。第1期治療は6才臼歯と呼ばれる歯が生える時期と一致しています。乳歯と永久歯が混在するこの時期こそ最も重要な矯正のタイミングとなります。第1期治療では特に矯正装置を使うことはしません。不具合があればその原因を取り除いて永久歯が正しく生えるように誘導することが主な目的となります。

永久歯が生え揃った時点の子供のかみ合わせの矯正は「第2期治療」と呼ばれます。第1期治療がしっかりと行われている場合には第2期治療は不要となる場合も少なくありません。

前歯の矯正治療

子供の前歯の歯列矯正では、反対咬合(受け口に近い状態で上部前歯が下部前歯より内側に生えること)、前歯の凹凸(歯の生えるスペースが足りないために歯が重なって生える状態)、前歯が出ている(前歯だけが出っ歯の状態になっている)、前歯が上部に開いている(噛み合わせても上限の前歯が噛み合ず、常に開いている状態)など様々なケースが考えられます。いずれも永久歯が生え始めてから数年のうちに起こることが多いのですが、いずれの場合においても程度が大きな場合には前歯だけの矯正を行う必要があります。

子供の前歯の矯正では上にあげたようなケースとはまた別の、上部前歯が「ハ」の字の形に開いてしまうという場合が多く発生します。これは7〜8才のときに起こりやすい状態で「アグリー・ダッキング・ステージ:醜いアヒルの子の時期」と呼ばれており、非常に高い確率で起きることがあります。アグリー・ダッキング・ステージの起こるメカニズムは、先に6才ぐらいで上部前歯である中切歯および側切歯が生えた後その隣の犬歯が生える際に、すでに生え揃った中切歯や側切歯の歯ぐきに隠れた根っこの部分を中央の方向に押すことで、逆に表面に出ている部分が「ハ」の字の形に開いてしまうのです。後から生える歯であるにもかかわらず犬歯は非常に大きな歯であるためにこのようなことが起きやすいのです。

通常の、軽度のアグリー・ダッキング・ステージであれば放置しておいても犬歯が全て生え終わった時点で前歯の隙間は埋まってしまいますが、稀に歯ぐきのスペースが狭いような場合には後々、成人してからも前歯の間が開いたままのいわゆる「すきっ歯」となってしまうことがあります。

正常の範囲かどうかは素人には判断できませんので、気になる場合には子供の前歯のみの矯正を行うことになります。

出っ歯の矯正治療

子供の歯列矯正治療で最も多く見られる症状の一つが上顎前突です。これはいわゆる「出っ歯」のことです。出っ歯は東洋系の人に多いような印象を受けますが実際に子供に出っ歯が発生する率は欧米と日本とでは大差はありません。ただし欧米人の子供の出っ歯には上顎全体がせり出している場合が多いのに対して、日本人を含むアジア系の子供の出っ歯の場合は顎の位置はそのままで上顎前歯のみが前方にせり出しているケースが大き見られます。つまり前歯が垂直ではなくかなりの角度を持って生えてしまったような状態です。

子供の出っ歯の原因としてよく言われるのが「おしゃぶり」や「指しゃぶり」です。こうした癖が長期間継続すると、上唇や前歯の発育に悪影響を与えるようです。また出っ歯に限らず歯列に異常のある子供の場合には鼻や喉にも疾患がある場合が多く、慎重に検査を受けることが必要です。また呼吸も鼻ではなく口で呼吸する場合が多くなるため、カゼやインフルエンザなどの感染症にもかかりやすくなってしまいます。

しかしアジア系の子供の出っ歯の歯列矯正方法は欧米人よりも軽度で済むことが多いようです。子供の出っ歯の歯列矯正方法として代表的なものはマウスピースを用いた治療です。特に顎そのものに異常が見られない程度の出っ歯であればマウスピースの使用により1年程度でかなり歯列矯正の成果が出ることがあります。また子供の出っ歯の場合は放置しておくと舌で前歯を舐めるなどの悪癖も生じる場合がありますので、早めに適切な歯列矯正方法で直す方がいいでしょう。

八重歯の矯正治療

八重歯というのは他の歯の上に重なって生えた犬歯のことです。日本では昔から可愛らしいチャームポイントとしてとらえる風潮がありますが、日本以外の国ではほとんどの場合には否定的にとらえられています。歯並びに対して特に美意識の高い欧米においては、八重歯は「吸血鬼の歯」として忌み嫌われており、ほとんど例外なく子供の八重歯は矯正の対象となります。また中国などでも八重歯は「トラの歯」と呼ばれ嫌がれる傾向が高いようです。犬歯は実際に獣の牙と同じ歯です。この犬歯が大きく生え出たものが動物の牙となるのです。

八重歯は歯の疾患として見た場合には乱杭歯の1種ということになります。乱杭歯というのは歯が生える際に充分な顎のスペースがないために他の歯に重なるような状態で生えて来た歯のことを言います。八重歯・乱杭歯については親がそうである場合には子供も同じ歯並びを受け継ぐ傾向があります。これは顎のスペースが狭いという形質が遺伝するためと言われています。

子供の八重歯の場合はやはり矯正する方がいいでしょう。放置しておくと可愛らしさはともかく、歯磨きなども行いづらいため不衛生になりがちです。また本来のかみ合わせとは異なるかみ合わせを強いられることになるため健康面でも決していいことはありません。

子供の八重歯の矯正ならば抜歯する必要もなく矯正だけで比較的楽に正しい位置に納めることが可能ですが、成長してしまった大人の場合では基本的に抜歯しなければならなくなります。抜歯の際には犬歯は残したまま他の歯を抜くことでスペースを確保し、長期に渡る歯列矯正で犬歯を本来の位置まで戻すという方法が取られます。成人の八重歯の矯正は費用的にも子供の場合の2倍はかかります。八重歯はなるべく子供のうちに矯正しておく方がいいでしょう。

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