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化粧水などに使われるフローラルウォーターとは?化粧水として使う、希釈して飲むなど用途はいろいろ。健康・美容に効果・効能があると言われている成分を含む芳香蒸留水を紹介。

はじめに

ウォーターピック

女性なら誰しも美容や健康には興味があるもの。

そこで、このサイトでは、美容や健康に効果があると言われ注目を集めている芳香蒸留水を紹介しています。各種成分別に、期待できる効果・効能や使い方を説明しているので、よかったら参考にしてください。

インターネットにもいろいろな販売店があり、手軽に購入することができます。まだ使ったことがないという方は、ぜひ一度お試しになって、生活に取り入れてみてはいかがでしょうか?

フローラルウォーターとは?

フローラルウォーターというのは様々な植物や、その花から精製油を抽出する際に同時に得られる液体です。植物の精製油は水蒸気蒸留法と呼ばれる方法を用いて抽出されます。これは植物に高温の水蒸気をあてることによって植物のエキスを取り出す方法で、抽出されたエキスは成分の濃い油性の層と適度に油性成分を含んだ水溶性の層とに分かれます。この油性の方がフローラルオイルとなり、水溶性のエキスがフローラルウォーターとなります。

精製油の方はフローラルオイルとして香水の原料やアロマオイルなど様々な用いられ方をしますが、一方のフローラルウォーターも精製油の成分である揮発性油溶性成分を3%程度含んでいるため非常に香りがよく、スキンケアを始めとする美容や健康、癒しや精神安定などの目的で広く一般的に用いられています。

フローラルウォーターは別名をアロマウォーター、ハーブウォーター、ハオドロソル、芳香蒸留水などとも呼ばれます。フローラルオイルがごく微量で効果を得られるかわりに直接肌に用いたりすることができないのとは対照的に、純粋なフローラルウォーターは直接肌に付けたり、また飲料や食用としても全く危険性はありません。敏感肌の人やお年寄り、子供でも安心して問題なく使用できます。また天性成分100%でアレルギー反応を起こす要素が一切含まれていないため、アトピー性皮膚炎などのアレルギー体質の人にもよく使用されています。

代表的なものは?

フローラルウォーターには様々な種類があります。植物の花の部分だけを用いて精製されるものもありますが、ハーブなどの植物の茎や葉など全体を用いる場合もあります。

日本で特に人気が高いフローラルウォーターには、カモミール(ジャーマンカモミール)、ラベンダー、ネロリ、ローズマリー、メリッサ、ティーツリー、ゼラニウム、ペパーミント、マヌカ、クラリーセージ、レモンバーム、ジュニパー、サイプレスなどがあります。

こうして名前をあげてみると非常に多くの種類があるように感じられますが、日本で使用されるフローラルウォーターは世界中で生産されているフローラルウォーターのごく一部でしかありません。世界にはその地方にしか自生しない貴重な植物を用いて精製されたフローラルウォーターがまだまだたくさん存在します。しかし一般的に言って同じ植物から精製される油性のフローラルオイルに比べるとフローラルウォーターの種類は限られています。その理由としてエキスの成分の濃いフローラルオイルの場合には芳香を放つ植物であっても、成分が程度に含まれているフローラルウォーターの場合には独特の青臭さが残ることが多く実用に適さないものもあるということがあげられます。

純粋なフローラルウォーターの成分は天然由来のものが100%であり、保存料や着色料などは一切含まれていません。また刺激もないため飲み物などに混ぜて使用する場合もあります。ただし化粧品として販売されているものはグリセリンや保存料を含んでいるものもありますので内用に用いることはできません。購入する際にはあらかじめ注意しましょう。

各種成分の特徴

ラベンダー

フローラルウォーターの中でも最も人気の高いものの一つがこのラベンダーです。ラベンダーはシソ科の植物で、主な栽培地はブルガリア、フランス、ロシア、アメリカなどです。日本では北海道の富良野のラベンダー畑などが有名です。ラベンダーの独特の清涼感に満ちた香りは、そのわずかに紫がかった青色の花の美しさとともに世界中で愛されており、「ハーブの女王」と呼ばれています。初夏のフランスのコートダジュールと呼ばれる地中海沿岸地域などでは町中にラベンダーの香りが漂い、うっとりとするような雰囲気に満ちています。

フローラルウォーターとして用いられるのはこうした開花期のラベンダーの先端部分つまり花の部分だけです。ラベンダーに含まれる主な化学成分としてはラパンデュロール、リモネン、リナロール、酢酸リナリルなどがあげられます。香りはフローラル系で非常に多くの効能があり、様々な他のフローラルウォーターとブレンドして用いられることもあります。そのためアロマテラピーでは万能タイプの精油として幅広く使用されています。

ラベンダーのフローラルウォーターの効能ではまず皮脂を整え、紫外線にさらされた肌などのキメを整えたり、ニキビなどを予防する美肌効果があげられます。またラベンダーのフローラルウォーターの香りは深く精神の内部に作用して落ち込んだ気分や不安を解消するといった貴重な効果もあります。これはラベンダーの香りが中枢神経に働きかけることで血圧を下げ、呼吸を整える作用などと相まって緊張感をほぐしたり安眠といった目的にもよく使用されます。

ティーツリー

ティーツリーという名前には馴染みがない方も多いかもしれません。そのまま訳せば「お茶の木」という意味になりますが、実際のティーツリーはお茶とは全く異なる植物です。

ティーツリーは主にオーストラリアのニューサウスウェールズ州に自生している低木でフトモモ科に属します。古来よりオーストラリアの原住民アボリジニによって様々な病気の治療薬として用いられてきました。現在でもオーストラリアでは一般家庭の常備薬として使われるほどポピュラーなフローラルウォーターです。

ティーツリーのフローラルウォーターとしての特徴は何といっても強い殺菌効果です。軽い切り傷や擦り傷、火傷、口内炎などには殺菌・消毒薬として直に用いて非常に効果がありますし、カンジダ、水虫などといった厄介で治りにくい細菌性の皮膚病にも優れた効果を発揮します。こうした強力な殺菌力を利用して通常の部屋の掃除やクリーニングの際などにも除菌剤として使用される他、バスルームなどのカビを予防する目的にも使用されています。

冬場は日本でも空気が乾燥し、風邪やインフルエンザが大流行しやすい条件が揃っていますが、ティーツリーのフローラルウォーターは水に加えることで利用的なうがい薬として使用できます。また風邪の初期ののどの痛みにもティーツリーのフローラルウォーターの使用が効果です。オーストラリアでは風邪を引いてしまったときにはこのティーツリーとユーカリのフローラルウォーターを併用することで治療することも多いと言います。ユーカリのフローラルウォーターには鼻炎や鼻づまりに対して効果がありティーツリーとの相乗効果が期待できるというわけです。

カモミール

カモミールは日本でもすでにおなじみのハーブと言っていいでしょう。鎮静効果のある成分はハーブティーなどとしてすでに広く利用されています。清涼感あふれるほんのりとリンゴに似たすがすがしい香りのファンの人も多いことだと思います。またカモミールは家庭菜園やちょっとしたベランダガーデンなどでも手間要らずで育てることが可能なため、自宅で種から育てている人も多くいます。カモミールはキク科の植物で、一度植えて花が咲くと多くのこぼれ種があたりに撒かれるため、放っておいても自生するようになるほど生命力の強い植物です。また土壌自体も殺菌し、健康な土壌に変えてくれるという非常に頼もしい植物でもあります。

カモミールは別名カミツレとも呼ばれます。バビロニア地方では今から4000年以上も前から民間の薬草としてすでに利用されていたと言われます。日本でも19世紀の初めにはすでに栽培されていたという記録があります。

カモミールのフローラルウォーターは乾燥などによる肌のかゆみなどのトラブルには最もよく効果を現します。ニキビにも効果があり、敏感肌やアレルギーのある人でも安心して使用できます。カモミールのフローラルウォーターを紅茶などに加えれば簡単にカモミールティーが楽しめます。香りがいいのはいうまでもないことですが、カモミールには胃を丈夫にする効果もあります。これはカモミールに含まれるアズレンという成分が消化器系の炎症に特に効果があるためで、そういえばピーターラビットの物語ではお腹をこわしたピーターラビットのためにお母さんがカモミールティーを作ってあげるという場面がありましたね。

この他にもカモミールのフローラルウォーターは生理不順などの婦人病にも効果が高いことで知られています。婦人病に対してはすでに古代エジプトの時代から利用されており、そのためマザーハーブという別名もあるほどです。

またカモミールのフローラルウォーターを睡眠時に部屋にシュッとひと吹きすることによって安眠効果も得られます。カモミールの香りには神経のたかぶりを鎮め、リラックスさせる効果があるためです。

ネロリ

ネロリもまた世界中で愛されているハーブの1種です。ネロリは柑橘系のダイダイの花から抽出されるフローラルウォーターで、柑橘系らしいフローラルのスッキリとしながらもマイルドな香りが楽しめます。ネロリの主成分はリナロールで、他にもリモネン、βオシメン、ネロリドール、酢酸リナリル、αテルピネオールなど多くの成分が含まれています。

ネロリは17世紀のイタリアで貴族の公妃が最初に使用したのがきっかけとなって世界中で流行しました。ネロリのフローラルウォーターの当初の利用目的は革製品独特の臭い消しとして利用されていたと言われます。

ネロリは香りのよさとともに肌の保湿などに優れた効果を現します。特に肌の収斂作用に関しては他のどのフローラルウォーターよりも強力な効果があり、加齢によるたるみの解消などに広く利用されます。また同じ収斂効果によって目の下にできたクマや首筋のシワなどにもよく効くため、若返りの薬とも呼ばれることがあります。ネロリのフローラルウォーターで作られた化粧水は乾燥肌の人が使っても脂性の肌の人でも同じように効果があります。またネロリのフローラルウォーターはトニックやアフターシェービングローションとして男性からもよく利用されます。

純粋なネロリのフローラルウォーターであればドリンク類に加えて飲料として利用しても爽やかな香りとともに薬効が期待できます。クッキーやケーキの材料とともに風味付けとして用いられる場合もよくあり、さっぱりとした香りがお菓子やデザートのおいしさを引き立ててくれます。

ペパーミント

ハーブとして世界中で愛されているペパーミントですが、フローラルウォーターとしても絶大な人気を誇っています。ペパーミントの魅力は何といってもおなじみの清涼感あふれるメンソールの香りです。この香りには眠気を覚まし頭をスッキリとさせてくれる大きな働きがあります。

ペパーミントはラベンダー同様シソ科の植物です。本来は地中海沿岸やアメリカの比較的乾燥した地域に自生しているものですが、栽培も簡単なことから自宅でハーブガーデンとして育てている人も多いことでしょう。フローラルウォーターとしてのペパーミントの有効成分はメンソースの他、メントン、シネオールなどとなっています。

ペパーミントのフローラルウォーターの主な効能は独特の刺激的な香りによる眠気覚ましの他、皮膚の炎症や腫れを鎮める働きもあります。深夜に及ぶ残業や追い込み作業、受験勉強の際などにはスプレーでひと吹きすれば部屋中にメンソールの香りが立ちこめ、やる気を引き出してくれます。長時間に渡る作業の合間の気分転換にももってこいです。またこのようなリフレッシュ目的で使用する際にはペパーミントのフローラルウォーターをティッシュに垂らして香りを吸入するのもさらに大きな効果が期待できます。ペパーミントには吐き気をおさえる効果もあるので、この方法は乗り物酔いの際にも応用できます。

ペパーミントにはまた強い殺菌効果があります。これを利用してハウスクリーニングの際にペパーミントのフローラルウォーターを利用して掃除の仕上げに使用すると防虫効果や防ダニ効果があります。これはアレルギー体質の人の花粉症対策にも非常に有効な方法です。

ローズマリー

ローズマリーもまた様々な用途で用いられている人気のハーブです。ハーブとして利用する際には葉や茎なども利用されますが、フローラルウォーターの原料として使用するのは開花時期の花の先端部分だけです。ローズマリーまたラベンダーなどと同じシソ科の植物です。

ローズマリーは主にヨーロッパの地中海沿岸地域などに自生します。乾燥にも強く生命力が非常に強い植物です。葉や茎には独特のトニック系香りがしますが、花の部分は爽やかでマイルドな香りが特徴です。ローズマリーのフローラルウォーターに含まれている有効成分はαピネン、シネオール、カンファーなどです。

ローズマリーのフローラルウォーターの大きな効能には、筋肉などを柔軟にしてリラックスさせるという働きがあります。疲れたときなどに意識をはっきりとさせる効果もありますので、スプレーボトルなどに入れて必要に応じて用いるといいでしょう。実はこうしたローズマリーの働きは単に清涼感のある香りだけの効果ではありません。ローズマリーのフローラルウォーターの成分には大脳辺縁系の海馬と呼ばれる領域に作用することが研究でわかっています。海馬は記憶をつかさどる脳の最も重要な部分の一つで、ローズマリーの香りはこの海馬を刺激することで集中力や記憶力を高めていると言われます。

ローズマリーのフローラルウォーターには肌や筋肉の血行をよくし、老化を防ぐ効果もあります。そのためローズマリーのフローラルウォーターを加えたお風呂に入ったりマッサージの際に使用すると香りの効果と相まって非常に効果的です。

ゼラニウム

ゼラニウムはマダガスカル、エジプト、ブルガリアなどを主な産出国とする植物でフウロソウ科に属しています。極めて品種の多いのが特徴ですが、フローラルウォーターとして利用するのは花や葉の部分です。ゼラニウムのフローラルウォーターには有効性分として、メントン、リナロール、ゲラニル酸、テルペン、シトラール、ゲラニオールなど非常に多くのものが含まれています。

ゼラニウムのフローラルウォーターの香りはほんのりと甘みを帯びたグリーンフローラル系です。非常に優雅な香りで、落ち込んだ気分をリフレッシュさせ引き立たせてくれる作用があります。また緊張気味のときやストレスが多いときに精神のバランスを保つ働きもあります。香りを楽しむ際には部屋にスプレーしたり、お風呂のお湯に加える、また足湯などに用いても効果があります。

ゼラニウムのフローラルウォーターは肌にとっても非常に優れた効果があり、皮脂のバランスを整えたり、炎症をおさえたりしてくれます。またヨーロッパやアメリカなどの女性の間ではセルライト防止の効果があるとしてマッサージの際にゼラニウムのフローラルウォーターが好んで用いられたりします。

またゼラニウムのフローラルウォーターは女性が用いた際には女性ホルモンなどの分泌を正常に保つ働きが認められており、ホルモンの異常分泌によるイライラや生理不順、気分の落ち込みなどに大変効果があると言われます。

ゼラニウムのフローラルウォーターは化粧水などとして利用される他、添加物を加えていないものは飲料用として飲み物に加える場合もあります。

メリッサ

メリッサはレモンバームとも呼ばれるシソ科の植物です。地中海沿岸などの南ヨーロッパで多く栽培されており、レモンバームと呼ばれるようにレモンによく似た爽やかな香りが特徴です。

メリッサは料理などにハーブとして用いられることも多く、その際には葉などが利用されますが、フローラルウォーターとして精製する際には花の部分を使用します。成分には酢酸リナレルの他シネオール、ポルネオール、カリオフィレン、リモネン、ゲラニオールなどが含まれています。

メリッサのフローラルウォーターは元気と活力を与えてくれます。朝の目覚めが悪いときや天気が悪くて気分が晴れないときなどには部屋にスプレーしたり、コットンに少量を含ませて直接香りを吸引しても効果的です。メリッサのフローラルウォーターは他の種類に比較すると多少高価なものが多くなりますが、効果は素晴らしくぜひ試してみる値打ちはあります。

またメリッサには優れた鎮痛効果があるため高齢などの理由で薬剤を積極的に利用できない場合にはメリッサのフローラルオイルやフローラルウォーターを利用する場合があります。この方法は主にヨーロッパの病院などではよく行われています。

またメリッサには生理不順に対しても効果があります。このような場合にはフローラルウォーターをお風呂のお湯に加えたり、また飲み物に加えたりして利用します。飲み物に利用する際には香りがレモンに似ているため、レモンが合う飲み物であればほぼ間違いなく利用可能だと考えていいでしょう。ケーキ作りなどの際に香り付けとして用いるのも効果的です。

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